千代千代

文鳥達とのしみじみとした日々。

2018年01月

文鳥はいい匂いがすると言いますよね。

トリとバードは香ばしい匂いがします。

バードの方がより匂いが強いので、放鳥時のお約束「無理やり握り文鳥タイム」には、腹に鼻を押し付けてクンカクンカ匂いを嗅いでしまいます。う~ん、香ばしいいい匂い!
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そして驚いたのがネコ。

なんと、桃のような甘い匂いがするんです。

あれは不思議。
密かに「薫の君」(※源氏物語より)と名付けています。

ネコはまだ1歳にも満たない子供なので、大人しく握り文鳥にはなってくれません。

ただ顔を押し付けられるのは大好きで、手で包んで顔を押し付けると満足げに嘴を鳴らして大人しくしてくれる。

まるで、私にそうしてもらえるように、甘い匂いを放っているのかと思わされます。






先週末の連休に香港旅行に行ってまいりました。

うちの可愛い鳥どもは、またオンリーワン代々木さんにお願いしました。前回と同じ担当者さんが来てくれたので、説明も不要で、安心してお任せできましたー。


さて、あまり下調べせず飛び込んだ香港で、思わぬ嬉しい出来事がありました。

香港には「市場街」というものがあり、花屋ばかりが集まる市場街、金魚屋ばかりが集まる市場街などがありました。

そして・・・

もうお分かりですね。

鳥屋の市場街もあったのです!
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もう大興奮!!

私はもう何時間でもここに居られそうだったのですが、一か所に長く居られない夫の手前、諦めましたが・・・。


売っているのは、鳥だけではなくって。

見て下さい、この鳥籠! 中国風でカッコイイ!
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この餌入れがまた中国っぽくて可愛いいいぃ~!!
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こういう高級ラインも売っていました。こりゃもう立派な彫り物ですよ。止まり木ひとつにも、止める部分が装飾になっているのがお分かりいただけますでしょうか。
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そして生の餌・・・生きている虫がウジャウジャと・・・。
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ギャーーー、蓋してよ、蓋!
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でも生餌を与えるのってかなり贅沢ですよね。うちは生餌が必要なペットは飼う気ありませんよ。

・・・なぜこんな鳥屋が盛んなの・・・?

ということで調べたところ、なんと以下のことがわかりました!

・香港は、中国文化圏でも一位か二位をほこる風水学最先端の場所
・風水では「家で鳥を飼うと地位・名誉運が上がって吉」とされている(やったあ!)
・だから中国には小鳥好きの方がとても多い

とのこと。

どうりで。何か文化的な後押しがあると思ったわー。

この雀鳥花園は、愛鳥家たちの集う場にもなっているらしい。確かにいましたよ! 籠に入った美しい鳥を見せながら語らい合っているおじさん二人!


うわあああ~、文鳥も!
でもかなり劣悪な飼育環境で可哀想。。。水入れが糞だらけ。病気になっちゃうよ~。
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バード! バード! あんな過密状態で・・・!
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それに対し、メジロは一羽ずつ。
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この「好唱」って、「良く鳴く」「キレイな声で鳴く」とかいう意味でしょうね。この子は他より値段が高いということか。150HKD=2100円。
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美しい鳴き声を目的に鳥や虫を飼うのって情緒あるから、いずれやってみたいですね(文鳥の声は対象外)。


散歩していても「どうせMade in Chinaだし」と何も欲しがらなかった私が、初めて「買いたい!」と望んだのがこれ。陶器の餌入れ。
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値段が書いていないのよ・・・。「beautiful」しか英語が言えないお爺さんと、交渉スタートです!(お互い、電卓に数字を入れ合う)
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結果として、これらすべてで280HKD(約4,000円)だったかな。お爺さん、交渉上手で、ほとんどまけられなかった~。
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この3つのために金額が上がっています。でも上の青いやつとは品が違うでしょ?
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夫が携帯を取り出して、お爺さんにトリの写真を見せました。私もネコの写真を見せました。

するとお爺さんは「おーおーおー」と言いながら、紙とペンを出して、

「文鳥」

と書きました(えらい達筆だった)。

私達は「そうそう!!」と大きくうなずき、笑い合いました。

最後に、お爺さんと記念撮影させてもらいました。

この雀鳥花園が、香港での一番の思い出です♥






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